ラーメン屋の一日の売り上げは?【フェルミ推定】

ねこころです。

第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。

今回は、「ラーメン屋の一日の売上」について、解説させていただきます。

ラーメン屋の一日の売り上げは?【フェルミ推定】

フェルミ推定の解き方は以下の4ステップに集約されます。

  1. 前提を置く
  2. 式を考える・式を分解する
  3. 条件分けを行い算出する
  4. 数字の検証

この流れに沿って、考えていきましょう。

1.前提を置く

実際の面接でのフェルミ推定では、実際に前提が与えられる場合と、自分で前提を考えなくてはならない場合の2パターンがございます。

前提が漏れていた場合、のちの回答に矛盾が生じる可能性があるため、前提の設定は今後の論理の展開では不可欠です。

前提が与えられた場合においても、追加で必要な情報がないか、必ず質問を行うようにしましょう。

与えられる情報には必ず不足情報があると考えて差し支えありません。

今回の場合においては、以下のような前提を置きます。

立地:駅前(会社が多い)

座席数:30(テーブル4人掛け×5、カウンター10席)

営業時間:11時~14時、18時~24時

メニュー:ラーメン800円、セット1,000円、ビール500円

考える時間が与えられている場合においては、後ろのステップを考えたのち、足りない前提を付け足すこともよいかもしれません。

2.式を考える・式を分解する

ラーメン屋の1日の売上を求める式として、以下の算出方法が考えられます。

  • 1人当たりの単価×来客数
  • 1日あたりの従業員の賃料÷労働分配率
  • 1日当たりの材料原価÷粗利率

面接においては、他にアプローチはない?と聞かれることもございますので、その他のアプローチの検討も忘れないようにしましょう。

式を選ぶ

今回のフェルミ推定は、ラーメン屋の1日の売上です。

ラーメン屋の営業スタイルとして、

  • 短時間で食事ができる
  • 回転率が速い
  • 早くご飯を食べたいサラリーマンや学生に人気
  • 飲み会のしめとして利用されることが多い

などが挙げられます。

ここで、

売上=1人当たりの単価×来客数=1人当たりの単価×座席数×稼働率×回転率

と分解することができ、ラーメン屋の営業スタイル(短時間で食事でき、回転率が速い)と一致することより、この式により算出していきます。

条件分けを行い算出する

昼と夜に分けて考えます。

昼の場合

昼は主にサラリーマンの昼食として利用されます。

1人当たりの単価

昼の単価は、ラーメンのみまたはセットと考えられ、それぞれが半々で頼まれると仮定します。

すると単価は900円です。

座席数

前提より、30席です。

稼働率

昼の時間帯は、カウンターは満席となるでしょう。テーブル席は、2人・3人の利用も考えられることより、平均3人の利用と仮定します。

以上より、

(10+3×5)÷30→5/6

回転率

回転率については、実際の食事の流れに沿って考えます。

オーダー…5m

作る…10m

食べる…15m

片付け…10m

Total:40m

以上より、11時~14時のお昼の3時間において、4.5回転(180÷40)します。

算出

これらを掛け合わせます。

900×30×5/6×4.5→101,250≒101,000

1,000円未満は計算後もしくは計算中途において適宜切り捨てましょう。

夜の場合

夜はさらに、

a.夜ご飯としての利用(18時~22時)

b.しめご飯としての利用(22時~24時)

の2パターンが考えられます。

1人当たりの単価

a.夜ご飯としての利用

アルコールが入り、1人平均2杯飲むとすると、

1,000+500×2→2,000円

b.しめご飯としての利用

ラーメンのみもしくは、ラーメン+アルコール1杯と考えられます。

平均として、1,000円と仮定します。

座席数

前提より、30席です。

稼働率

a.夜ご飯としての利用

夜については、昼ほど客足も多くないものと考えられます。

したがって、カウンターも1席置き、テーブルも2人~3人の利用がちらほらと考えられ、稼働率は50%とします。

b.しめご飯としての利用

しめの場合には、複数人での利用が仮定されます。

したがって、夜ご飯の時間帯よりも利用率はあがり、80%と仮定します。

回転率

オーダー…5m

作る…10m

食べる…15m

ゆっくり…20m

片付け…10m

Total:60m

以上より、夜の回転率は1時間に1回転、すなわち

a.夜ご飯としての利用(18時~22時)→4回転

b.しめご飯としての利用(22時~24時)→2回転

と考えられます。

以上より、夜の時間については、

(2,000×30×50%×4)+(1,000×30×80%×2)→168,000円

昼と夜の合計

併せると、269,000円となります。

4.数字の検証

1日当たり約27万円と算出されましたが、1席あたり1万円弱であり、駅前のラーメン屋さん(30席程度)においては妥当な数字と考えられます。

(検証の詳細については省略)

まとめ

以上がフェルミ推定でした。

pointは以下の点です。

  • 前提はもれなく
  • 数パターンの解法を上げる
  • 数字については根拠を

あくまで面接用ですので、抜け・漏れがあるかもしれません。

その穴を検討するのもいい学びとなるかと思いますので、ぜひ検討してみてください。

少しでもご参考になれば幸いです。

転職活動は日程の調整等、煩わしいことも多々ございます。

ケース対策に没頭するため、そのような調整関係はエージェントの方に頼むのも一手かもしれません。



 

 

皆様の転職活動に幸あれ!

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