ねこころです。
第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。
ベイン・アンド・カンパニーは、BIG3のうちの1つで、目指す方も多いのではないでしょうか。
今回は、ベイン・アンド・カンパニーの、年収および面接について、まとめさせていただきます。
ベイン・アンド・カンパニーの年収・社風まとめ
ベイン・アンド・カンパニーはどんな会社?
ベイン・アンド・カンパニーは、アメリカ・ボストンに本拠地を持つコンサルティング会社です。
世界37か国に58拠点を持っており、日本・東京オフィスは1981年に開設されました。
社員数は5000名程度で、グローバルコンサルティング企業としては、あまり規模は大きくありません。
ねこ
コンサルティングの内容は全業種・全地域に及びます。
企業戦略、マーケティング、組織、IT、オペレーション、M&Aなど、グローバル企業の経営層が抱える最重要課題を共に解決に導くのがコンサルタントに課せられたミッションとなります。
ベイン・アンド・カンパニーの社風は?
結果重視を生み出した革命児
ベイン・アンド・カンパニーは、結果重視の企業です。
これはコンサルティング業界の革命ともいえるものでした。
ベイン・アンド・カンパニーが誕生するまで、コンサルティング業界の仕事は、「クライアントの分析レポートを提出すること」でした。
レポートを提出し、その後の改善はクライアント任せという、言ってしまえば「口先だけのコンサルティング」がほとんどでした。
対してベイン・アンド・カンパニーは、「結果重視」主義を明言しています。
コンサルタントはクライアント組織の中まで入り込み、協同することで、成果が出るまでフォローします。
True North
また、社風を表すキーワードとして、「True North」という言葉がよく使われます。
これは「常にクライアント、社員、コミュニティに対して正しいことを行う」という信条を示したものです。
この言葉は社内に浸透しており、社員はみなクライアント・社員・コミュニティに対し、誠実な姿勢で臨んでいます。
同じプロジェクトにアサインされているチームメンバーに対し、かなり厳しいフィードバックがあることもありますが、これも「True North」の姿勢を体現しています。
ベイン・アンド・カンパニーの年収は?
ベイン・アンド・カンパニーの平均年収は、850万円程度とされています。
20代では500万~1150万円程度、30代では1500万円程度の年収が見込めます。
ただし、こればあくまで平均年収であり、実際はポジションごとにより決まっています。
一番低いポジションのアソシエイト職の年収は650円万程度、マネージャー職になると3000万円程度となります。
また、賞与は個人の成績評価によって上下するため、パフォーマンス次第で一気に100万円程度年収をアップさせることも可能です。
他のコンサルティング企業と比較し、ベース年俸を抑え、ボーナスで還元する風潮があるため、その年の成果により年収は大幅に変わります。
なお、給料は全員年俸制で、残業代は年俸に含まれます。
ベイン・アンド・カンパニーのキャリアパスは?
他の外資系コンサルティング企業同様、人の出入りは激しい企業です。
Up or Outも厳しく、成果が出せなかったり、昇進ができなかったりすると、企業を離れざるを得なくなる風潮があります。
1年程度で退職を容赦なく迫られることも多々あるようです。
一方、2~3年で実績が積めるため、独立する社員や他企業の役員に就任する社員、また、「トランスファー制度」という制度を使い、海外オフィスで働く権利を得る社員も多くいます。
また、専門のキャリアチームにキャリアパスを相談する機会が設けられていたり、自分で選んだ先輩社員をメンターとするメンター制度が設けられていたり、キャリア支援を後押しする制度は整っています。
ベイン・アンド・カンパニーに向いている人は?
徹底した成果主義にこだわり続けたい人、グローバル企業で活躍したい人は向いています。
年収は個人のパフォーマンスに大きく影響され、またUp or Outが厳しい企業のため、入社後も成果を維持し続けることが必要になります。
また、他のコンサルティング企業同様、勤務時間が長いため、プライベートの確保は難しくなります。
しかし、数年で充実した経験が積めること、高い年収が期待できること、将来のキャリアパスの選択肢が広がることなどを考えると、魅力的な企業といえます。
まとめ
ベイン・アンド・カンパニーに年収・社風について、まとめさせていただきました。
ベイン・アンド・カンパニーを目指している方の参考になれば幸いです。
社風については、志望動機に活かすべきです。
自分で対策を立てるのはとても大変ですが、エージェントの方に頼むと、対策を教えてくれます。
したがって、転職を迷っているとしても、登録をし、お話だけをするというのもいい使い方なのではないでしょうか。
皆様の転職に幸あれ!