ねこころです。
第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。
今回は、番外編となりますが、転職を3回繰り返したWさんの、転職成功エピソードについて、取り上げされていただきます。
転職を3回繰り返したWさんの転職成功談~職務経歴書~
Wさんの経歴
Wさんの経歴は以下の通りです。
- 転職活動は3回(非正規を含め)
- 大学卒業後は公務員試験にチャレンジ
- 最初は林業の団体職員を3年間経験
- その後数ヵ月市役所の臨時職員を経て、1年間病院の健診事務
- 現在は病院の健診事務を退職し、大手化学メーカーへ内定
という、異業種からの大きな企業への転職を成功されております。
以下、Wさんのエピソードを書かせていただきます。
異業種への転職成功についての職務経歴書のポイント
ねこころ
Wさんは挑戦であったため、正直書類選考すら受からないと思っておりましたが、ポイントを押さえ、作成することで書類選考を通過することができました。職務経歴書の作成にあたり、気を付けたところは以下の3点です。
- 職務概要を簡潔にまとめる
- 書き方は編年体
- 自己PRは企業が求めているものに沿うように
1.職務概要を簡潔にまとめる
まず職務概要についてですが、最大のポイントは、なるべく内容は詰め込みすぎず、コンパクトかつシンプルにまとめることです。
私の場合は3年間働いた林業の団体職員をメインに、携わってきた仕事の概要を説明しました。
臨時職員を経て、現在は病院の健診事務で〇〇をしておりますといった感じで作成をしました。事務職のイメージだけでなく、現場仕事にも携わっていたということを伝えたかったのでそのような書き方をしました。
2.書き方は編年体
次に職務経歴書の書き方については結構悩みました。
私の場合、年齢が28歳なのですが、短期的に転職を繰り返していたので、ここも林業の団体職員をメインにした編年体の書き方にしました。
ここでも臨時職員の経験はほとんど触れず、最初と終わりに重点を置き、比率を10とした時、6:1:3くらいの割合だったと思います。
自己PRは企業が求めているものに沿うように
3つ目の自己PRについては、企業が求めている人材に沿うようにアピールをすることが大切だと思います。
わかりやすい企業だと、ホームページの採用情報に、”求める人材・人物像”または”一緒に〇〇していくことができる仲間を募集しています“といったように、企業が求めている人材をどこかで開示しているはずです。
もちろん自分がこれまでに何をしてきたかということをしっかり反映させる職務経歴書は大切だとは思います。し
かし重点を置くところは、企業が求める人物像に自分のこれまでの経験をどう合わせていくかだと思います。
病院の健診事務は時期にもよりますが、事務所で健診結果を作成したり、電話で健診の予約を取ったりと、事務的な作業の方が多かったですが、外の現場に出ることも月に何回かありました。
転職をした化学メーカーの職種は現場での作業がメインでした。
自己PRの作成においては、事務的な部分をアピールするよりも、現場に出て医師や看護師を率いて健診を実施してきました、とするほうが、「この人は事務職でありながら現場作業もでき、リーダーシップを発揮していくことができる人なのだ」という認識を持ってもらえると考えたため、そのような書き方をしました
(実際に面接の時に面接官にも問われましたがその話は”面接”の体験記でお話します)。
苦戦したところ
今回職務経歴書を作成するにあたり難しかったことは、畑違いの職種であったため、自分のキャリアの中から企業が必要としている経験を引き出しPRするのがとても大変でした。
また今回は求める人材が企業のHPに直接記載されていなかったため、企業の行動規範や法令順守の内容に沿い、きっとこういう人を求めているのかなという手探りの中で作成をしたため、書類選考を通過できるかとても心配でした。
いずれにしても、自分自身の経験やスキルがすぐに引き出せることは前提なので、日々学んでいることをしっかり活かした職務経歴書が出来上がるきっかけになればいいなと思います。
なお、職務経歴書は第三者からのアドバイスも欠かせません。
私の場合は、転職アドバイザーの方に添削をお願いしておりました。
アドバイスもかねて、いい職務経歴書が完成したものと考えております。
まとめ
転職活動においては書類の作成は必須です。
また、書類が通過しなかった場合、そのあとの面接にも進むことができません。
書類の通過には、自分の目線のみならず、第三者の目線は欠かせません。
転職アドバイザーから仕事を探さないとしても、書類を確認してもらうという使い方もできるのです。
戦略コンサルティングファームの書類の通過率については、こちらをご覧ください。
皆さんの転職活動に幸あれ!