ねこころです。
第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。
転職活動を考えている人の中には、複数回転職を繰り返している人もいらっしゃるのではないでしょうか。
複数回、転職を行っている人にとって、一番恐れる面接の中での質問が、
面接官
というコメントかと思います。
皆さま準備をして臨まれるかと思いますが、他にも、転職を多くしてきた人が聞かれる質問が多々あります。
本日は、複数回、転職を行っている人が良く聞かれる質問について、まとめさせていただきます。
面接で転職回数が多い人がコンサルティングファームの面接にて良く聞かれる質問
コンサルティングファームの面接は、以下の2部構成が多数です。
- 自分自身のことについての質疑応答
- ケース面接
したがって、転職回数が多い人については、前者の質疑応答にて、質問攻めにあうことが予想されます。
前半で傷心してしまった場合、後半でのケース面接にも響きますので、万全な対策は必須です。
よく聞かれる質問
転職回数が多い人が良く聞かれる質問は以下の3つに集約されます。
- 前職の退職理由
- 仕事を通して得たもの
- リーダーシップを発揮した場面
これらについては、転職回数が少ない人でも聞かれることとなるのですが、転職回数が多い人については、よりシビアに判断されることを肝に銘じましょう。
それぞれについて、見ていきます。
前職の退職理由
1つ目は前職の退職理由です。
これについては具体的に細かく聞いてくる企業が多くなります。
通常、新卒や転職が少ない場合だと、志望動機において(志望動機は聞かれることが前提なので省略します)企業への熱意が伝われば、そこまで掘り下げて退職理由を聞かれることはめったにありません。
しかし、転職の回数が多い人、特に、他職種への転職を繰り返してきた人については、深く掘り下げて聞かれる可能性が非常に大きいです。
企業側には、なぜ辞めてまで他職種を受けるのかを十分に確認したいとする企業側の意向があります。
対応策
対策としては、一貫性を持った志望理由と退職理由を伝えることができるかを事前にしっかりと考えておくことです(当たり前ですが)。
自分の過去のキャリアを見直し、キャリアマップをかくのもいいかもしれません。
あくまで前職で本当にやりたかった仕事はこれから受ける企業の業務の延長線であるということをしっかりアピールしましょう。
仕事を通して得たもの
こちらについては、職務経歴書に書き記す内容にて、問題ないかと思います。
大切なことは、仕事を通じて得たものが、志望する職種に結びつくかどうかです。
リーダーシップを発揮した場面
リーダーシップについては、コンサルティングファームの面接においてよく聞かれる質問です。
しかし、転職回数が多い人については、職場が刻々と変わることにより、一般に、リーダーシップを発揮しにくいものと考えられております。
したがって、各職場において、自分の与えられた状況下でリーダーシップを発揮できたという旨を伝え挙げることが大切です。
対応策・具体例
リーダシップというと、チームのリーダーとなって、周囲を引っ張ったというご理解をされるかたも多いかもしれませんが、
リーダーになる=リーダシップを発揮する
という意味ではありません。
リーダシップとは、自分の与えられた状況において、ふさわしいふるまいをすることを指すのです。
したがって、以下のようなエピソードを用意しましょう。
- チームに所属し、工数のかからない仕事を進んで行った(自分が一番単価が低い時)
- 前職で使用していたルールの中で、新職に使えそうなものをカスタマイズし、導入を提案した。
などなど、転職回数が多いからこそ、話すことが出来るエピソードもあるかと思います。
積極的な姿勢をアピールしましょう。
まとめ
面接官は良い人材を確保し、長く働いてもらう人を採用するためにも、質問の回答の中からここの職場でやっていけるかどうかのイメージをしてくださいます。
こういう事が出来て、このように貢献していくことができますと一方的に伝えても、企業が求めているニーズに沿っていない場合だと、そのアピールがほぼ無駄になってしまいます。
慣れてくれば(たくさん転職することを私はおすすめしませんが)面接官の顔をみれば手ごたえがある発言だったかどうかもいくらか分かってきます。
面接で後悔しないためにも、一貫性をもった志望理由や退職理由をしっかりと考え、企業が求める人材に自分を近づけ、前向きな姿勢で面接に臨んで下さい。
皆さんの転職に幸あれ!
ねこころでした。