ねこころです。
第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。
今回は、ローランド・ベルガーの社風・年収・キャリアパスについて、ご紹介させていただきます。
ローランド・ベルガーの社風・年収・キャリアパスは?
ローランド・ベルガーはどんな会社?
ローランド・ベルガーは、ドイツ・ミュンヘンに本拠地を持つ、ヨーロッパで最大のコンサルティング会社です。
世界34か国に50拠点を持っており、日本・東京オフィスは1991年に開設されました。
社員数は2500名程度で、日本法人には100名程度が在籍しています。
はむ太郎
コンサルティングは製造業、化学、医薬品、金融、流通、運輸、ITなど、幅広い業界を対象としています。マネジメントコンサルティングに特化したコンサルティングサービスを提供しており、全社的な戦略、企業再生、ブランド・マーケティング戦略、営業戦略、新規事業戦略などを扱っています。
ローランド・ベルガーの社風は?
ローランド・ベルガーのコンサルタントには、Entrepreneurship、Excellence、Empathyの3つのコア・バリューが根付いています。
Entrepreneurship
ローランド・ベルガーでは、経営者と共に戦略を練っていくため、経営者と同じ目線が必要となります。現に、ローランド・ベルガー出身の社長や取締役は数多く活躍しています。
Excellence
次にExcellenceですが、クライアントの成功がコンサルタントにとってのすべてとなるため、能力開発はかかせません。
日本・東京オフィスには100名程度しか在籍していないこともあり、助け合ってクライアントの課題解決に取り組んでいます。
Empathy
最後にEmpathyですが、クライアントとコンサルタントのパートナーとしての良好な関係を築くために、寛容と尊重が重視されています。
特にこのEmpathyの精神は、米国系コンサルティングファームとはやや異なったカルチャーであると言われています。
一方的にコンサルタントから短期の企業成長のための戦略を押し付けるのではなく、クライアントの文化や社員の意思を尊重したうえで、長期的な成長を達成するための寄り添った提案をするのが持ち味なのです。
ローランド・ベルガーの年収は?
ローランド・ベルガーの平均年収は、1400万円程度とされています。
各階層での年収は以下の通りです。
- ジュニアコンサルタント…550~700万程度
- コンサルタント…700~900万程度
- シニア・コンサルタント…1000~1600万程度
- プロジェクト・マネージャー…1600~2200万程度
- プリンシパル…2500~4000万程度
- パートナー…3000万~3億円程度
年齢は関係なく、個人のパフォーマンスにより年収が決定するため、20代であっても1000万以上の社員もいるとのこと…!
また、賞与も個人のパフォーマンスにより異なります。
結果を出せば高収入が期待できますが、昇給条件は厳しいです。
なお、給料は全員年俸制で、残業代は年俸に含まれます。
コンサルティング会社には珍しく、住宅借り上げ制度があるため、他社より福利厚生面は整っています。
ローランド・ベルガーのキャリアパスは?
ジュニア・コンサルタントから始まり、コンサルタント、シニア・コンサルタント、プロジェクト・マネージャー、プリンシパル、パートナーの順にキャリアアップしていきます。
プロジェクトの情報収集や調査、分析作業から始まり、プロジェクトのモジュールを担当、プロジェクトメンバーの取りまとめ・・・・・・と、小さな部分から少しずつできることの幅を広げていき、キャリアアップしていくことができます。
コンサルタントとして必要なスキルを身に着けるためのトレーニングや、人間としてクライアントから信頼を得られるようになるためのトレーニングなど、成長できる研修も整っています。
また、東京だけに限らず、グローバル・トレーニングも用意されています。語学学習、MBA留学支援などのサポートプログラムもあり、成長についてはかなり手厚い制度が整っています。
Up or Outの運用は厳格ではなく、長期的な成長を目指せます。
ローランド・ベルガーに向いている人は?
経営者の視点を持って仕事がしたい人、社員やクライアントと長期的にウェットな関係を築きたい人、少数精鋭の企業で成長し続けたいと思う人は向いています。
他のコンサルティング企業同様、勤務時間が長く、プライベートの確保は難しいため、その覚悟も必要です。
第二新卒は注意が必要
ローランド・ベルガーは応募の際に、最低3年以上の実務経験が必要とされております。
したがって、第二新卒の人は書類審査の時点で勤務年数によりはねられてしまう可能性が高くなっております。
この点も考慮に入れたうえで、選考に進むか否かを選択すべきです。
まとめ
今回は、ローランド・ベルガーについて、書かせていただきました。
小人数先鋭かつヨーロッパ系のファームであり、どこか高貴な印象をねこころは抱いております。
少しでも転職・就職のお役に立てれば幸いです。
皆様の転職活動に幸あれ!