ねこころです。
第二新卒で、未経験の外資系コンサルティングファームへ内定をいただきました。
そもそも、コンサルティングファームに入る方法は、以下の3つがあります。
- 新卒採用
- 中途採用
- MBA優遇
今回はこの3つ目である、MBAについてお話しさせていただきます。
MBAを持っていないとコンサルに転職できない?
結論から申しますと、MBAがなくてもコンサルへ転職することは可能です。
中途である場合、MBAがあるほうが有利なのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、コンサルティングファームにもよりますが、 MBA保有者の割合は30%程度なのです。
すぐに入社したいのならばMBAではなくケース対策
したがって、すぐにでも働きたいという人については、MBAで特訓するのではなく、ケース面接の練習を積み重ねて面接にて好成績を残すほうが早いものとなります。
どうしても経営について体系的に学びたいという人については、入社後にMBA研修が設けられておりますので、そちらで知識を習得しましょう。
コンサルティングファームの採用時におけるMBAホルダーの評価は?
MBAで得られるものは以下の4つです。
- 経営の知識
- 学歴(特に上位校の場合のみ)
- 人脈
- 英語(海外の場合のみ)
すべて評価としてプラスには繋がります。
中でも人脈については、今まで出会ったことのない分野・境遇の人に出会うことが出来るため、かけがえのない財産になるといえます。
そして、仮に、上位校に入った場合、採用担当者が大学までリクルートに来ることもあり、とても有利です。
しかし、MBAにおいて得ることが出来る4つのものが、採用に紐付くかというと、そうではありません。
やはり、実務を得ていない以上、実地のスキルとしては評価されにくいのです。
コンサルティング業務は独占業務ではなく、あくまでもプロジェクト内におけるパフォーマンスで評価されます。
したがって、重要なのは資格というよりも、その資格をいかに使うかという観点なのです。
MBAに行くデメリットも認識する
MBAに通うには、現時点での業務をストップしなければならない可能性も高く、離職期間があるということはブランクとなります。
したがって、以下のような疑いをかけられる可能性がございます。
- 当時の仕事がいやで、MBAへ逃げたのではないか?
- なんとなく、MBAへ入っていないか?
- 学んだことを業務に結びつけるイメージを持っているか?
これらについて、しっかり検討する必要性がございます。
MBAに行くことによる付随メリット
MBAを取得するには、時間だけでなくお金も必要です。
そこでMBAを取得した場合には、向上心や忍耐があるというスキル以外の評価も得ることが出来ます。
コンサルティングファームによっては、エネルギッシュな人を好むところもありますので、そのようなファームからすると受けがいいかもしれません。
まとめ
コンサルへの転職には、MBAは必要ではありません。
安易な気持ちでMBAの取得を考えることは、転職の中で不利に働く可能性が高いです。
MBAの取得については、以下のことをしっかり考えましょう。
- 当時の仕事がいやで、MBAへ逃げたのではないか?
- なんとなく、MBAへ入っていないか?
- 学んだことを業務に結びつけるイメージを持っているか?
皆さんの転職活動に幸あれ!