ねこころです。
本日はマッキンゼーのケース面接についてお話させていただきます。
ねこころはネットにて面接を受験しました。
【ケース面接】マッキンゼーのケース面接【転職・中途】
マッキンゼーの面接構成
マッキンゼーの面接は以下の2パートから構成されます。
- リーダーシップに関する質問
- ケース面接
多くの方はケース面接のほうに重きを置かれますが、過去にマッキンゼーの採用担当を行っておられた方からすると、リーダーシップに関する質問も大切とのこと。
リーダーシップについてはこちらにまとめております。
ケース面接
マッキンゼーのケース面接は、グローバルで共通で開発されたパッケージを基に行われます。
ケース面接のフォーマット
マッキンゼーのケース面接はグローバルで統一されたフォーマットに沿って作成されているので、おおよその構成が画一化されています。
たいていの場合は、以下のような構成になっています。
前提説明・確認
まず、面接官がケースの前提を説明してくれます。
クライアントは誰か?
クライアントは何に困っているのか?
また、資料を与えられます(ウェブの際にもPDFで見せてくださいます)。
資料は英語ですが、日本語にて説明してくださいます。
問1:調査項目は何?
多くの場合、最初の問では与えられた前提に対して、「どんな項目を調査すべきか」ということを聞かれます。
例えば、「クライアントはコスト削減に苦慮している」というお題であれば、一つ目の問いは、「クライアントのコストにはどのような要素がありますか?構造的に整理して教えてください」というような問いがなされます。
コスト項目を可視化することにより、どこに課題があるのかの仮説が立てられますし、実際のプロジェクトでは各項目を調査していくことで課題解決の糸口を探すことができます。
ここで大切なことは、
- 流れを作り解説していくこと
- MECEに列挙すること
です。
なお、考える時間は5分ほど与えられます。
問2:グラフの読み取り
2問目では、グラフの読み取り問題が出題される傾向が多いです。
数値から何が読み取れますか?という質問がされます。
そこでのポイントは以下のところです。
- 問1で挙げた問題から仮説を立てて、読み取れる数値を探すこと
- 論理的ではなく、問題点を思いつくままに列挙することは評価されない
順番としましては、
問題点→仮説を数点あげる→その仮説を立証できる数値を挙げる
という順番で解説していくべきです。
問3:計算問題
ケース面接の中で、必ず計算問題が出題されることもマッキンゼーのケース面接の特徴です。
これは数字に対する感度や簡単な暗算能力を確認したいために、出題されます。
(面接官の方は電卓で回答を確認していらっしゃいます…)
計算問題自体は簡単ですので、落ち着いて解けば回答することができるかと思います。
ここでのポイントは、いきなり回答するのではなく。
計算の全体→各計算方法→実際の数値
と回答することです。
たとえば、「減価償却費は、500です」と回答するのではなく、「減価償却費は、定率法の場合、取得価額÷耐用年数で求められます」と回答するようなイメージです。
最後に
マッキンゼーの面接ではディスカッションが重視されます。
コンサル転職には必ずと言っていいほどケース面接が出題されます。
ケースは正直一人で対策することはとても難しく、一般の転職エージェントの方は対応してくださいません…。
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ねこころでした。